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今回は、coincheck(コインチェック)の取り扱い通貨(コイン)一覧と、その通貨(コイン)の特徴や基礎知識などの情報を簡単に説明していきます。
目次
- 1 ビットコイン(Bitcoin)通貨単位BTC
- 2 イーサリアム(Ethereum)通貨単位ETH
- 3 リップル(Ripple)通貨単位XRP
- 4 ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)通貨単位BCH
- 5 ライトコイン(Litecoin)通貨単位LTC
- 6 ダッシュ(Dash)通貨単位DASH
- 7 モネロ(Monero)通貨単位XMR
- 8 ネム(NEM)通貨単位XEM
- 9 イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)通貨単位ETC
- 10 リスク(Lisk)通貨単位LSK
- 11 ジーキャッシュ(ZCash)通貨単位ZEC
- 12 オーガー(Augur)通貨単位REP
- 13 ファクトム(Factom)通貨単位FCT
- 14 最後に
ビットコイン(Bitcoin)通貨単位BTC
仮想通貨時価総額ランキング1位
約8兆1,000億円
言わずと知れたビットコイン。これはみなさんも聞いたことあるんじゃないですか?この通貨(コイン)は仮想通貨(暗号通貨)の中で、現在では主要通貨と言われている通貨(コイン)です。ビットコインは、2008年10月に、ナカモトサトシと名乗る人物がインターネット上に投稿した論文を元に作られました。 現在仮想通貨(暗号通貨)元年と言われていますが、一番最初の仮想通貨(暗号通貨)がビットコインです。詳しい技術的な所の話は最初の頃は、私自身もそうでしたが難しくて混乱してしまうと思いますので今回は省きます。
イーサリアム(Ethereum)通貨単位ETH
仮想通貨時価総額ランキング2位
約3兆2,000億円
イーサリアム(Ethereum)の大きな特徴を挙げるとすれば、それは「スマートコントラクト」という技術を使っている事です。「スマートコントラクト」ってなに?って仮想通貨初心者の人はほとんどの人がなると思います。「スマートコントラクト」をすごく簡単に説明すると、自動的に契約を実行するシステムってところでしょうか。ちなみに大手企業のIBM、Microsoft、トヨタなどが将来「スマートコントラクト」の技術を利用する予定と言われています。
リップル(Ripple)通貨単位XRP
仮想通貨時価総額ランキング3位
約1兆300億円
リップル(Ripple)の大きな特徴は、リップル(XRP)が「ブリッジ通貨」の役割を担っているというところです。「ブリッジ通貨」は読んで字の如く、橋の役割をする通貨の事です 。要はなにかとなにかの間に入るような役割の通貨です。
もう少し分かりやすく例を挙げて説明すると、例えば海外に送金する場合ですが、現時点では海外の口座に送金するためには数日の時間が掛かります。さらに銀行に割高な送金に対する手数料を支払わなければありません。これがリップル(Ripple)を間に挟むことにより、送金は数秒で終わり、手数料はほぼゼロになります。すごいと思いませんか?私はかなりの将来性があるんじゃないかと思っています。
現在リップル(Ripple)は「国際送金」を変革すべく、世界中の銀行と協働しているところです。要はリップル(Ripple)は「国際送金」の分野で革命を起こそうとしています。
さらに、リップル(Ripple)に出資や提携している企業がすごい。Google、SBI、三菱東京UFJ、みずほ銀行、海外の中央銀行など凄くたくさんの企業と提携しています。
リップル(Ripple)の凄いところ
- リップル(Ripple)の送金は約5秒で完了する。
- 毎秒1000件の取引を処理できる。
- 取引コストが0.0003ドル。
ちなみにビットコインは
- 送金時間1時間以上
- 一秒あたりに処理できる回数3~6回
- 平均取引コスト0.48ドル
リップル(Ripple)は私の中ので一番期待してる通貨(コイン)なので長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂けると幸いです。
ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)通貨単位BCH
仮想通貨時価総額ランキング4位
約5,900億円
2017年8月1日にビットコイン(Bitcoin)が分裂して、派生して生まれたのがビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)です。分裂前に仮想通貨取引所にビットコイン(Bitcoin)を保管している人達には、同じだけのビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)が配布されたそうです。ビットコイン(Bitcoin)から派生して生まれた為、使い道のないコイン、クズコインなどという人もいます。ちなみに現在の価格は絶賛下落中です。
ライトコイン(Litecoin)通貨単位LTC
仮想通貨時価総額ランキング5位
約3,300億円
ライトコイン(Litecoin)は第2のビットコインと言われており、ビットコインのシステムを改善したような通貨(コイン)です。改善された点はというと、おもに取引時間に関して改善されています。ビットコインの取引速度の約4倍ほど早い言われています。その為使用される用途は日常での支払いなどに使われる可能性が高いと期待されています。
ですが、ライトコイン(Litecoin)が出てきた当初は取引時間にメリットがあったのですが、現在の仮想通貨(暗号通貨)の銘柄の中で取引時間が早いのかというと、より早い取引が出来る通貨(コイン)が出てきているので、結局将来的に、日常での支払いなどに利用されるかどうかは微妙なところですね。
ダッシュ(Dash)通貨単位DASH
仮想通貨時価総額ランキング6位
約2,400億円
ダッシュ(Dash)の大きな特徴としては、匿名性の高い通貨(コイン)だという点です。たとえばビットコイン例にして話すと、ビットコインの場合は送金などをした場合に、どこのアドレスから送り、どこのアドレスに着金したかどうかの記録が必ず残るようになっています。しかし、ダッシュ(Dash)の場合は送金した通貨が一度プールみたいなところに保管され、そのあとプールに貯まっている通貨が相手先のアドレスに着金するため匿名性に長けているのだそうです。
そして取引時間も公式サイトによるとビットコイン、ライトコインを上回る1秒未満で取引の速さにも利点があります。
モネロ(Monero)通貨単位XMR
仮想通貨時価総額ランキング9位
約2,200億円
モネロの最大の特徴は、匿名性に特化したアルゴリズムCryptoNightを採用しているというところです。では、CryptoNightとはなにかというと、リング署名という技術を使い、取引情報から流通ルート自体を特定できないように設計されているアルゴリズムの事です。
そして取引時間もビットコイン(Bitcoin)よりも速い約2分なので、およそ5倍の速さです。
ネム(NEM)通貨単位XEM
仮想通貨時価総額ランキング10位
約2,040億円
ネム(NEM)はリップル(Ripple)と同じように日本人にかなり人気の高い仮想通貨(暗号通貨)です。国内最大級の仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロ社がこのネム(NEM)に大きく関わりがあることも日本人気の要因でもあります。
NEMの大きな特徴として、コンセンサスアルゴリズムにプルーフ・オブ・インポータンス(Proof of Importance)を採用しているところ。このプルーフ・オブ・インポータンス(Proof of Importance)とはビットコインとイーサリアムのコンセンスアルゴリズムを解消したものです。全然意味が分からないと思いますので、簡単に説明します。「ビットコイン(Bitcoin)は、スーパーコンピューターを多数所有する人ほど報酬を受け取りやすいアルゴリズム」で、「イーサリアム(Ethereum)は、コイン(通貨)をより多く所有する人が報酬を受け取りやすいアルゴリズム」、「ネム(NEM)はユーザーの重要度が高いほど、報酬を受け取りやすいアルゴリズム」なのです。このユーザーの重要度というのは、ネム(NEM)の「保有数」、「取引の頻度」が大きな影響要因になるようです。
イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)通貨単位ETC
仮想通貨時価総額ランキング11位
約1,990億円
イーサリアムクラシック(Ethereum classic)は、イーサリアム(Ethereum)から派生したコイン(通貨)です。ビットコイン(Bitcoin)とビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)と同じようなものだと思ってください。
分裂した理由は、DAOというイーサリアムを使用して開発された仮想通貨が50億円以上のハッキング被害が出たため、ハードフォークという分裂をさせることにより、ハッキングで不正送金された前の状態に戻すためでした。この事により、不正送金は、無効化されました。なお、イーサリアムクラシック(Ethereum classic)は、ハッキングの被害に合わないようにイーサリアムよりも拡張性を制限し、セキュリティや、安定性を向上させています。
リスク(Lisk)通貨単位LSK
仮想通貨時価総額ランキング12位
約1,270億円
リスク(Lisk)の特徴は、イーサリアム(Ethereum)と同じ「スマートコントラクト」の技術が使われていてかつサイドチェーンもあるというところと、発行枚数の上限がない、言語にJavaScriptが使われているというところです。1つずつ説明していきます。
サイドチェーンは簡単にいうと、もうひとつ予備として記録を残しておき、なにか問題が起きた場合の保険のような役割をしている。そのため、イーサリアム(Ethereum)のDAO事件のようなことがあっても対処しやすい。
発行上限枚数がない事に関してですが、無限に発行できるという事は、コイン(通貨)一枚あたりの価値が大幅な下落する可能性もあるという心配の声もあるようですが、リスク(Lisk)には、毎年発行枚数が減少していくというルールがあるようなので、そこまで心配する必要は無さそうです。
言語にJavaScriptが使われているという点ですが、通常仮想通貨はブロックチェーン専用の言語が使われているのですが、リスク(Lisk)はwebエンジニアなどにも馴染みのあるJavaScriptが使われているようです。
ジーキャッシュ(ZCash)通貨単位ZEC
仮想通貨時価総額ランキング18位
約880億円
ジーキャッシュ(ZCash)の大きな特徴は、ゼロ知識証明というものを用いていて、高い匿名性を得ているというところです。匿名性に特徴があるコイン(通貨)でモネロ(Monero)などがありますが、このコイン(通貨)は一部に非公開の機能をもつのですが、ジーキャッシュ(ZCash)は完全非公開で取引ができます。
オーガー(Augur)通貨単位REP
仮想通貨時価総額ランキング32位
約240億円
オーガー(Augur)の特徴は、未来予測市場の為の分散プロコトルだということです。どうゆうことかというと、ユーザーが未来を予測して、それが当たったら報酬として、オーガー(REP)が貰えるということです。例を挙げるとしたら例えば今年のプロ野球の優勝チームを予測したとして、それが見事当たったら報酬が貰えるといった未来予測の賭け事の様なものに使われる仮想通貨(暗号通貨)ということです。
そして通貨の総発行枚数が1100万REPなので、今後の使われる様になると希少性が有るため価格がドンと上がる可能性も秘めている夢のあるコイン(通貨)ですね。
ファクトム(Factom)通貨単位FCT
仮想通貨時価総額ランキング42位
約190億円
ファクトム(Factom)の特徴は、改ざん不可能な電子記録を作成、維持、管理するための用途で作られた仮想通貨(暗号通貨)です。例を挙げると、登記簿登記、印鑑証明などを証明する目的で作成されており、分散型公証システムとも呼ばれています。いま現状で管理されている電子記録などをこのファクトム(Factom)を使えば、セキュリティ面の向上、コストの削減などに期待できます。
最後に
coincheck(コインチェック)では現在この13種類のコイン(通貨)を取り扱いしています。種類が多いのでまとめるのにかなり時間が掛かってしまってすいません。私が個人的に気に入ってるリップル(Ripple)や、ネム(NEM)などは、これからも別の記事で取り上げていこうと思ってますので楽しみにしててください。
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